ネパール震災救援 第八報

ネパール震災に対する救世軍の支援活動が拡大しています。万国本営緊急災害支援部のダマリス・フリックが現在の働きの概要を述べました。大きな余震後のネパールの人々に救世軍の国際チームがどのように助けの手を伸べているかも語りました。

現在の支援活動は都市部と村落部に大きくわけられます。都市部は、カトマンズ、バクタプル、ラリトプルの避難場所を中心に、避難場所の運営、食料と飲料水の提供を行っています。村落部は、ラムチャップ、シンドゥパルチョク、ゴルカの山間僻地の集落で食料とブルーシートを配布しています。

ネパール震災救援

インド東部軍国から12リットル入りの飲料水ケース700箱、乾麺48袋入りのケース130箱をトラック1台に積載してネパールに輸送中です。ネパールの支援チームはすでに飲料水150箱、乾麺40箱を配布しました。これらは救世軍が運営に携わっている避難場所や、散在する小規模の避難場所で配布されました。もう1台のトラックが300枚の防水シートをコルカタから輸送中です。

ネパール震災救援

支援チームはこれまでカトマンズ、バクタプル、ラリトプル、シンドゥパルチョクで700世帯に食料品を配布しました。米、レンズ豆の粉、食用油、食塩を詰め合わせたものです。ラムチャップでも280世帯への食料品の配布が計画中です。

救世軍の支援者を通じて防水シートを入手することができ、これまで131世帯に配布しました。さらに70世帯に配布する予定です。

雨季が近づいているため、避難場所の問題が憂慮されています。高品質の防水テント1000張り分をパキスタンで発注し、国際宅配会社UPSの支援でまもなくネパールに発送される予定です。食料は現地で調達することができ、現地調達が理想的方法だと考えています。

救世軍は避難場所の運営をするよう要請されています。これまで4つの避難場所の運営を割り当てられ(うち2つは終了し)現在も2か所で食料品、ブルーシート、食料以外の物資を提供しています。支援チームは別の避難場所の運営を支援と監督を要請され、現在調査してニーズを見極めようとしています。

ネパール震災救援

ゴルカ北部では8000世帯が食料と避難場所を必要としており、新たな働きを計画中です。現地の非政府組織(NGO)マウンテンチャイルド(山の子どもたち)が調達したヘリコプターを使用して、陸路では行けない山間の最奥の僻地に到達しようとしています。

シンドゥパルチョクでは食料品をすでに配布しましたが、食料以外の物資として太陽電池式ランプを配布しました。現在1000世帯にブルーシートを配布することを計画中です。

救世軍は大規模な人道支援の枠組みに参加して活動しており、国や地方政府との協力に尽力しています。救世軍は主要支援団体としてVDC(村落開発委員会)の登録を受け、また、国連の支援活動調整機関の8つの代表者会議に出席しています。

ネパール震災救援

救世軍の国際チームのメンバーは現在、ダマリス・フリック(万国本営)、キャロル・テルファー大佐(パキスタン軍国)、マクドナルド・チャンディ大尉(パキスタン軍国)、キャシー・クロンビー大尉(万国社会正義委員会)、ヴァンラルトゥアンが・パチュアウ大尉(インド東部軍国)です。米国西部軍国のインターネット放送の撮影班としてチームに加わっていたジョイ・タン大尉とマイケル・アンドリュー(インド東部軍国)は帰国しました。万国本営緊急災害支援部は追加の人員を現在手配中です。

国際チームはネパールの救世軍の責任者ラルサングリアナ・ヴイテ少佐とラルヌンサンギ・ラルテ少佐と協力し、救世軍とかかわりを持つ多くの青年たちの助けを受けています(救世軍はネパールで救世伝道団〔サルベーション・ミッション〕と呼ばれています)。現地の人々の情報や人脈が非常に大切です。

ダマリスは言います。「ご存知のように今日余震がありました。わたしたちのほとんどはカトマンズにいて、空港に支援物資を取りに行くところでした。震源地に近いシンドゥパルチョクには現地調査のチームが2班いましたが、衛星電話で無事を確認でき、全員無事に戻ってきたので、ほんとうに感謝しています。今晩はカトマンズのほとんどの住民が屋外で寝るでしょう。わたしたちもマットレスと寝袋を戸外に持ち出して寝ることにしています。」

多くの人々がネパールに心を寄せ、祈りをささげ、救世軍の働きに寄付金を寄せてくださっています。ダマリス・フリックは最後に「祈って、支えていてくださる世界のすべての方々に感謝します。どうかチームのメンバーとネパールの人々のためにみなさまのお祈りを引き続きお願いいたします」と述べました。

救世軍万国本営ニュース配信 2015年5月13日

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