ときのこえ 2017年7月号

こんな事があるのですか?! 徳永 幸次郎

ときのこえ2017年7月1日

イエス・キリストを信じて生きる人生、それは、思わず、「こんな事があるのですか?!」と驚いてしまう、恵みあふれる生き方です。

最近、留学生として日本に来ている台湾の青年が、私が責任者である横浜小隊(教会にあたる)に、出席するようになりました。彼は、台湾の救世軍でクリスチャンになっていました。そして、4月初めのこと、彼のお母さんが来日し、横浜小隊に来てくださいました。

実は、1999年の台湾大地震の時、私は日本の救世軍医療チームのコーディネーターとして、救援活動のため台湾に一週間滞在しました。そこで、その時の写真を数枚彼女に見せると、「この小学校は、息子が通っていたところです!」と驚かれたのでした。私も思わず、「こんな事があるのですか?!」と、神様の不思議な導きに感謝しました。

大震災当時、その支援がなされた地域には、救世軍がありませんでしたが、救援活動をきっかけに、その後小隊ができました。そして現在は、その小隊会館に入りきれないほどの人が集うようになり、大きなホールを借りて集会をおこなっているということでした。

そうです。神様は、「こんな事があるのですか?!」と、私たちを驚かせる、不思議なことをなさるのです。

今から37年前に、私はイエス・キリストを信じました。そのきっかけは、中学、高校の時に通った仏教系の学校で聞いた、お坊さんによる宗教の時間の最後のひと言でした。
「キリスト教について知りたかったら、救世軍に行ったらよい。面白い先生がいる。」

その数年後、大学生の私は、そのひと言を思い出し、救世軍に行きました。そして、「面白い先生」に導かれ、仏教徒からクリスチャンになりました。私がこの話をすると、しばしば、多くの人に、「そんな事があるのですか?!」と言われますが、これは事実なのです。

救世軍は、1865年に、ウイリアム・ブースとカサリン・ブース夫妻によって始められました。当時、人生の岐路に立たされた二人は、安定した収入のある働きを捨て、東ロンドンの最も貧しい人、問題を抱えた人のところに行って、神の愛を語り、実践する生き方を選びました。すると、次々に救われる人々、二人の働きに共感して支える人々が起こされていきました。この、神の愛を具体化する働きは世界中に知れ渡り、彼の在世中に、58の国に広がっていきました。

ブース夫妻は、「こんな事があるのですか?!」ということを最も経験した人だと思われます。それから約150年の時を経て、現在、救世軍の働きは、128の国と地域に広がっています。神様は今も、「こんな事があるのですか?!」と驚くほどの恵みの業をおこなっておられるのです。

今から約二千年前、神様は、「こんな事があるのですか?!」という、驚くべき、最もすばらしいことをおこなわれました。それは、私たちが一人も残りなく、罪から救われるために、イエス・キリストを遣わしてくださった、ということです。そして、誰でも「イエス・キリストは私の主です」と告白するなら救われる、救いの道を備えられました。聖書にはこうあります。
「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。」(ローマの信徒への手紙10章9節)

私たちは、罪を悔い改め、イエス・キリストを信じる時に救われます。人類史上最大の「こんな事があるのですか?!」ということは、イエス・キリストが私たちを救うために十字架に架かられ、復活されたことです。この復活されたイエス様を信じる時、私たちは、驚くような恵みの人生に導かれます。

あなたもイエス・キリストを信じて、「こんな事があるのですか?!」という人生を経験してみませんか?

(救世軍士官〔伝道者〕)

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