チリ地震緊急支援活動 5

救世軍万国本営サイトの記事より

チリの救世軍チームが地震と津波に被災した各集落に助けを提供

(救世軍万国本営サイト2010年3月19日付)

救世軍チーム員がチリのラス・サリナスで必需品を配布

 2月27日に大規模な破壊をもたらした地震と津波、それから2週間以上を経ても強い余震があり、チリでは不安が募っている。チリの新大統領の就任式が進行している時にも3回の揺れがあり、最大の揺れはリヒタースケール7程度、本震の震度からそれほど小さくなってはいない。

 チリの救世軍は国内各地で支援を行っている。15,000人以上が助けを受け、14,000食分の食料が各個人あるいは各世帯に配給された。約350人のボランティアがそれぞれ可能な支援をした。

 「チリを抱く力強い腕」(Strong Arms Around Chile)というキャンペーンが開始され、チリで困窮の極みにある人々に送られる義援金と寄贈品を集める手助けとなっている。

 首都サンティアゴ周辺地域では、コーヒー、温かい食事その他のサービスが引き続き提供されている。

 国内南部、特に海岸地域、が最も大きな被害となっており、救世軍はこの方面に活動を集中させている。

津波が襲ったカレタ・トゥンベスにて、救世軍チーム員が瓦礫の除去を手伝う。

 必需品を詰めた400個の籠がカレタ・トゥンベスで配布された。そこは地震と津波両方の被害を受けていた。救世軍のワーカーはこの地域で瓦礫の除去作業にも助力した。救世軍は家族向けの籠も配布した。これには食料、水、衛生用品、家を失った彼らが外で眠るための衣類といったものが詰められている。

 コンセプシオンは、地震の震源にほど近い町だが、家族向けの籠が市内中心部のキャンプで配布された。

 その近くのウアルペンでは、ウアルペンシーリョ小隊(教会)の敷地にある井戸が近隣住民に水を提供している。

 救世軍チリ中央連隊では食糧、衣類、水、合わせて20トンをコンセプシオンとウアルペンの各都市に発送した。これには海外から受け取った資金で購入した物品もいくらか含まれている。

 活動の流れの中で、救世軍チームはディチャトにあるNew Dawn(曙)というキャンプへの訪問を許された。そこは180世帯−約850人−から成っている。チームはまた、ビラ・ロス・サウセスを訪れた、一時避難中の人々が多くあった。そしてコリウモ地域、多くの人々が道路沿いの小さな寄せ集めのようなキャンプで生活している。

 そのような一つ一つの場所で食料、水、いくつかのテントを放出した。ボランティア3人が2-3日毎の交代でNew Dawn キャンプ内のテントで生活している。共同の炊事場をそこに設置しようという計画がある。救世軍人たちとボランティアたちは瓦礫の除去に力添えし、何度かの礼拝が人々の心を高揚させた。

 緊急サービスを調整する、ある会合において、コンセプシオン小隊がディチャト、コリウモ、ロタ、コロネル、ウアルクイの人々について責任を持つということが決められた。ウアルペンの小隊はラス・サリナス、レンガ、タルカウアモ、カレタ・トゥンベスを訪問し詳細な報告をすることになっている。これらの地域の中には地震と津波両方による大きな被害に対応している場所もある。

 レールトン・ギブス少佐(国際緊急サービス)は現在チリにあって、現地の救世軍チームを支え、助言を与えている。

津波に襲われた集落の人々と救世軍人が共に祈る

 救世軍は支援を受けた人から大いに感謝されている。多くの人は生き残っているというだけで幸福に感じている。チリの救世軍は引き続き働き、困窮した人々を助ける。物的に必要なものによってだけではなく、心への慰めも提供することによって。