山室軍平と新島八重そして山本覚馬について

 最近、株式会社吉川弘文館から出版された『明治時代史大辞典』第三巻(740p-41p)では、山室軍平と妻機恵子が並んで紹介されています。

 また同書では、山室軍平の次に山本覚馬を取り上げています。山本覚馬は、新島八重の兄。今NHK総合テレビで放送中の「八重の桜」では、存在感のある人物として紹介されています。山室軍平は、新島八重の夫、新島襄が創立した同志社で学び、日本人として最初に救世軍士官となった人物です。

『明治時代史大辞典』第三巻山室軍平

 新島八重の死後、1932年6月に同志社栄光館で行われた葬儀で山室は「新島八重子刀自」という弔説教をしています。その説教の要旨が、当時の救世軍公報『ときのこゑ』に掲載されており、その中で、山室は新島八重がクリスチャンとなった背景には、「もとより新島先生の感化にもよったであろう。又、令兄山本覚馬氏の奨励にもよったであろう」と、述べています。(新島八重子刀自PDF参照



 写真は、救世軍米国総司令官エバンゼリン・ブースが同志社訪問の際に、通訳をした山室軍平。山室の右側の椅子に座している女性が、新島八重。

同志社 エヴァンゼリン・ブースと山室軍平と八重



新刊案内

『山室軍平の生涯』
絶版となっていました『山室軍平の生涯』(第9版 230頁)を再版いたしました。

山室軍平の生涯

定価 1,500円(税別)
著者 秋元巳太郎 (元救世軍編集部長)
お求めは、救世軍本営出版供給部か、最寄の救世軍小隊にお申し込みください。