〈マラウイ〉

●人身取引の被害にあった児童の救援
アフリカ南東部、マラウイのムチンジという都市で救世軍が運営している反児童人身取引センターでは、救出された子どもたちに宿泊・カウンセリング・医療を提供し、社会への復帰を支援する活動が続けられています。
 
 
 
 
●新しい農法の指導
地球温暖化による気候の変動で農作物の収穫量が減少し、飢饉に見舞われるリスクが世界で増大していますが、マラウイの救世軍では、新しい農法を教えるプログラムを提供しています。これに参加した農民は、従来よりもトウモロコシの収穫量を上げ、生活を安定させることに成功しました。
 
 

〈リベリア〉

●太陽電池パネルの設置
内戦で多くのインフラが破壊されたリベリアでは、現在も電力の安定供給が困難な状況にあり、電気代も非常に高額です。リベリアの救世軍は教育の分野での働きが盛んで、運営する11カ所の小学校や中学校では、太陽電池パネルを導入することによって、電力を安定的に得ると共に、電気代の大幅な節約に成功しました。

〈オランダ〉

●「走る伝道所」の活躍
救世軍は2台の移動式伝道車を導入して、オランダ南部地方を巡回し、福音を伝えています。全長10メートルのキャンピングカーを改造した「走る伝道所」は、走行速度は時速32kmしかありませんが、談話室、カフェ、リサイクルショップを備え、無料のWi-Fiもあります。