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2009.06.26(金)

JICA 草の根技術協力事業 – 第1弾《報告会》

パプアニューギニア国ガルフ州 地方村落自立開発支援プロジェクト

JICA共催・市民報告会

報告会の様子

JICA(国際協力機構)と共同で3年間にわたって行われた「パプアニューギニア国ガルフ州地方村落自立開発支援プロジェクト」が完了したことを受けて、去る5月22日に、一般の方々向けの報告会が、東京の神田神保町にある救世軍山室軍平記念ホールにおいても開催された。

JICA担当者からの挨拶
JICA地球ひろば(広尾センター)の小中鉄雄次長からご挨拶をいただき、JICAの草の根技術協力事業スキームのもとで、プロジェクトの支援グループ、スタッフと現地の住民たちとが一体となった活動が実現したことにより、本当に地元に役に立つ非常に効果的なコミュニティ開発支援が行われたとのお言葉をいただいた。次いで救世軍側からは、司令官吉田眞中将が挨拶をし、相手の人たちとひとつになって目的に向かうという救世軍の働きの基本精神、また国際的なネットワークや現地におけるこれまでの働きの経験が生かされ、プロジェクト目標の達成にお役に立つことができたとの話があった。

那倉基夫プロジェクトオフィサーが写真スライドを用いて事業報告を行った。その後、参加者との間で熱心な質疑応答、意見交換の時をもった。

村人たちは、このプロジェクトの完成によって、

  1. 安全な飲み水を飲めるようになったこと
  2. 伝染病やマラリアの患者が大幅に減ってきたことを非常に喜んだ。しかしそればかりでなく、
  3. 教育訓練・組織体制作りの結果、将来にわたる継続的な発展への自信ができたことを何にもまさって喜び、感謝していることを参加者一同理解することができた。

出席者の質問に答える樋口プロジェクト・コーディネイター
多くの一般市民の方々が、JICAや救世軍のホームページ、案内のチラシ、ポスターなどで知ってこの報告会に参加してくださり、実施団体である救世軍の者とともに熱心に報告を聞き、また討議に参加してくださった。国際的な支援の様子とその意義について学びあう良い機会となった。

プロジェクトオフィサー 那倉基夫報

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