これまでの活動
REPORT
災害支援
2011.04.07(木)

東日本大震災緊急災害支援 8

救世軍本営からの報告

東日本大震災 陸前高田に北海道チーム

すべてが流された街

4月4日、北海道連隊本部(札幌)に集合した救援チームは、午後 7時30分苫小牧東港より秋田行フェリーで出発し、5日午前8時に秋田港着。秋田道~東北道343号線で陸前高田市に入りました。午後 2時30分、糠塚沢公民館に到着し、さっそく夕食の準備開始。

すぐ前の畑まで津波が寄せてきて、コンテナが流れてきていました。がれきはかなり片付けが進められている様子で各所に山になっていました。電気は2日前に復旧しましたが、水道復旧の目途は立たず、飲料水は現在も給水車で得ているとのことでした。

午後 4時30分からカレー給食を始めました。公民館に避難されている40人ほどの人々、近隣の親戚、知人宅に避難している人々もあり、100人ほどが対象でしたが、自宅に持ち帰る人もあり、170人分が配食されました。

量的に余裕があったため、隣の雷神自治会館に声をかけると40食ほど欲しいとのことで、そのまま移動し、最終的にはご飯をもう一度焚いて80食を提供しました。

6日、午前 6時から朝食準備開始。味噌汁の具に畑の野菜をいただき、午前 7時30分 朝食(味噌汁、ご飯、納豆、海苔、ふりかけ、漬物)85食を提供。雷神自治会館にも15食を届けました。

ドーナツ付きコーヒーサービス

午前10時と午後2時と公民館と雷神自治会館で、コーヒーサービスをしました。コーヒー、ココア、レモンティと揚げたての救世軍ドーナツを用意し、また、ラッパの演奏をし、ほっとする時間を過ごしていただきました。

穏やかな天候で公民館では、お借りしたベンチで足湯も提供しました。近くの大規模な避難所で自衛隊がお風呂のサービスを始めていますが、そこに行くバスは週2回とのこと、たいへん喜ばれました。

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