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〈フィリピン〉ミンダナオ島地震被災地支援 フィリピン南部のミンダナオ島沖合で、6月8日にマグニチュード7.8の強い地震が発生しました。この地震は、ミンダナオ島各地で甚大な被害と混乱をもたらしました。住民は避難を余儀なくされ、家屋やインフラに被害が出ているほか、電気や通信などの生活必需サービスの停止にも見舞われています。6月15日時点で、地震、津波とそれに伴う土砂崩れにより、死者65人、負傷者1,400人、行方不明者36人にのぼっています。約14,200人が37か所の避難所に避難しており、約57,300戸の家屋、多数の橋や道路が被害を受けたとのことです。
現地の救世軍のチームは、地震発生を受けて直ちにジェネラル・サントス市と近隣のサランガニ州の行政区域を訪問し、避難民や地方自治体職員、キャンプのコーディネーターと面会して、ニーズ調査を実施しました。これを受けて、6月20日頃には、ラガオ、ブアヤン、サン・イサイドロで900世帯分の食料、水、衛生用品の配布と、心理的、社会的支援を提供することができました。救世軍は、最も支援を必要とする人々に確実に届くよう、これからも他団体とも緊密に連携して活動を続けます。
コンゴ民主共和国(DRC)とウガンダ共和国では、5月半ばに、ブンディブギョウイルスによるエボラ出血熱の新たな発生が確認され、5月17日に世界保健機関(WHO)が、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言しました。6月15日現在、DRCで感染確認者782人、死者181人が報告されており、東部のイツリ州が最も深刻な影響を受けています。北キブ州及び南キブ州でも症例が報告されています。ウガンダでは、死者2人を含む感染確認者19人が報告されています。
救世軍は、予防、衛生促進、地域社会と医療従事者の保護を支援するため、DRCで4つの緊急対応プロジェクトを策定しました。イツリ州における予防と衛生促進の支援、北キブ州及び南キブ州における地域社会と医療従事者の保護、キンシャサにある13の救世軍の医療施設に対する防護用品の提供です。DRC南東部のカレミでの、感染リスクの予防プロジェクトも検討されています。ウガンダの救世軍も、同国での流行に対応するため、追加のプロジェクトを準備しています。
状況は急速に変化しており、保健当局によると、流行はDRC内の新たな保健区域へと広がっているとのことです。予断を許さない状況の中、救世軍は国際的なネットワークを通じて、最も必要とされる場所に実際的な支援と思いやりあるケアを提供し続けます。
救世軍(The Salvation Army)は1865年にイギリスで創設され、世界134か国で伝道・医療・福祉・教育・地域開発・災害被災者支援・人身取引被害者支援を行っている国際的なキリスト教会・国連NGOです。日本では明治28(1895)年から活動しています。
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