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ときのこえ
2026.05.01(金)

ときのこえ2026年4月号

イースターってなあに?

 本村いずみ

        
 イースター(復活祭)は、イエス・キリストが人間の罪の身代わりとなって、信じる人々に永遠の命を与えるため、十字架にかけられて死んだ後、三日目に復活されたことをお祝いする、キリスト教会で最も大切なお祭りです。クリスマス(降誕祭)とは違い、基本的には、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わります。

 最近ではイースターも春の季節のお祝いとして、テーマパークのイベントのテーマになり、きれいな装飾がされ、かわいい小物なども売られるようになっています。〈イースターの卵〉も身近になってきて、卵を使ったレシピもたくさん紹介されています。これは、昔、ドイツで、野菜や果物などがとれなくなる飢饉があり、イースターのごちそうをつくれず、卵に色をつけて子どもたちを喜ばせたことからきたそうです。また、うさぎのモチーフも親しまれています。卵を森の中に隠し、子どもたちが教会からの帰り道、森のあちこちできれいな卵を捜していた時、飛び出してきたうさぎと出会ったことがあったそうです。それ以来、うさぎが卵を運んでくるという言い伝えから、〈イースターバニー〉と呼ばれるようになりました。卵は死んだような固い殻の中からひよこが出てくることから、イエス様が墓からよみがえったということと結びつけられました。

 わたしたちは、生きている中でいろいろなことが起こります。大きな戦争や災害があちこちで起こり、また日常生活の中でも思いもよらないこと、不条理と思われる出来事、病気や死がどこにでも潜んでいる中で生きています。もうどうしようもなくて身動きもとれず、縮こまって閉じこもり、何もできないと思うようなこともあるかもしれません。わたしの存在なんて誰も気にかけてくれることはない、もうダメだと諦めてしまうこと、投げやりになることもあるかもしれません。

 でも、わたしたちのことを気にかけ、すべてを知っていて見守り、愛してくださる方がいるのです。一人ひとり、わたしたちは愛されている存在なのです。わたしのために、あなたのために、神の御子であるイエス・キリストは死んでよみがえられ、そして救ってくださったのです。そして救い主は今も、わたしたちがどんな状況であっても共にいてくださるのです。だからイースターはあなたのためでもあるのです。

 イエス・キリストがこの世界に生まれてきたのは、わたしたちを救うため、人間の罪の身代わりとなって死ぬためでした。わたしは法律にふれるような罪は犯していないから関係ない、というのではなく、罪とは神様を信じないで自分勝手に生きること、悪と知っていながらすること、また正しいことと知っていながらおこなわないことです。ですから、すべての人は罪をもっているのであり、イエス・キリストは、すべての人のために、身代わりとなってくださるためにこの地上に来られたのです。

神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、
永遠の命を得るためである。
ヨハネによる福音書3章16節

 ハッピーイースター!
 イースターの喜びと希望が皆様の上にありますようにお祈りいたします。

(救世軍士官〔伝道者〕)

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