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2020.05.14(木)

新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての救世軍の活動

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、救世軍は世界的に集会を休止していますが、その一方、世界各地で、人々を支え励ますために、新しい働きをスタートしています。その一部をビデオ(英語)でご紹介します。ナレーションの訳文は、下記をご参照ください。

 

<ナレーションの訳文>

救世軍は、新型コロナウイルス感染症の拡大に際して、引き続き奉仕活動を行い、人々を支え励ますために、新しい働きを始めています。

イギリスでは、救世軍出版供給部と災害対策室の職員がチームを編成し、5万枚のフェイスシールドを医療従事者に届けました。最前線で戦っている方々への具体的支援です。

アルゼンチンのトレスアロヤス小隊(教会)では手作りのマスクを製作して、警察署や病院に届けました。

世界の弱者・高齢者は今回の危機によって、特に大きな影響を受けています。
緊急支援品セットが、ガーナとトンガ王国の164世帯に配布されました。セットには、お米、油、魚の缶詰、石鹸などが入っています。

救世軍の多くの施設では、引き続き食事の提供を行っています。

セントルシアでは、救世軍のスポーツ施設に一時滞在している街頭生活者のために、地元のスーパーマーケットから1日50食が救世軍に提供されています。

ジョージア(グルジア)のトビリシにあるサムゴリ小隊(教会)では、冬期の街頭給食を延長して行っています。青年たちが中心となり、街頭生活者に基礎栄養が確実に行き届くよう奉仕しています。

ニュージーランドでは、食品の詰め合わせの配布や、電話やビデオ通話で生活費についての相談を行っています。これは、収入に不安を抱える人たちへの支援です。

ドイツの救世軍では、食料品、消毒液の配布を始めとし、様々なニーズに応えています。ある小隊では心のケアを支援するために、遊び場を開放しました。安心安全を確保するために、家族ごとに時間を区切って提供しています。

ICTのテクノロジーは、救世軍の活動を続ける上で大きな助けとなっています。
インドのダージリンでは、救世軍の聾学校が、子どもたちに向けてビデオ通話で授業を行っています。インドネシアでも同様の取り組みを行っています。
アメリカのいくつかの小隊は、ビデオ通話によるピザパーティーを開催しました。小隊長(牧師)が参加者に宅配ピザの手配をするなどの奉仕をしています。

救世軍では、新型コロナウイルス感染症への対応に関する最新の情報を、救世軍万国本営のウェブサイト(英語)Facebook(英語)で取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください。

救世軍の働きのため、また、社会機能の維持のために働いている方々のために、希望をもってお祈りくださるよう、引き続きお願いいたします。

ダウンロード:ナレーションの訳文(PDF)

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