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2020.04.05(日)

大将のメッセージ

救世軍万国総督ブライアン・ペドル大将がビデオメッセージを発信しました。

主イエス・キリストがロバの子の背に乗りエルサレムに入城されたことを覚える「棕櫚の聖日」を迎えて、受難週の一週間が始まります。私たちの心が、キリストの十字架の苦しみと、復活の栄光へと向けられる時です。そして、来週の日曜はイースター(復活祭)です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大を受け、救世軍では引き続き集会を休止していますが、棕櫚の聖日にあたり、大将がメッセージを発信しました。

 

<ビデオメッセージの訳文>

救世軍人の皆さん、友人の皆さんにご挨拶を申し上げます。

世界は私たちの好むと好まざるとに関わらず変化しており、私たちは新しい常識に直面せざるを得ません。私は今イギリスのロンドンにいます。多くの人々の住むこの町ですが、まるで誰かが一時停止ボタンを押してしまったかのように見えます。今日のように飛行機の飛んでいない空なんて、皆さんも私も想像もできなかったことです。通りにも人がいません。企業の玄関も閉ざされています。これが現状です。

私たちが公の指示に従うことは賢明であり、必要なことです。そうすることによって私たちは新型コロナウイルスとの戦いに加わることができるのです。私も自分の分を果たします。

このような時、私は真の救世軍人がいること、また私たちを支援してくださるかけがえのない方々がいらっしゃることを感謝いたします。私たち一人一人が隣人の必要に気づき、良いサマリア人になります。感謝します。

私たちは全世界の人々に仕える軍隊です。ある人々は危険を冒して奉仕しています。気を付けてください。無事でいてください。でも本当に感謝いたします。

現在、万国本営のプログラムサービスは緊急対応モードです。救世軍が万国的なものであることを感謝します。アメリカのSAWSO (Salvation Army World Services Organization: 救世軍米国総司令部国際支援機関) に心から感謝いたします。実に惜しみない働きをしてくださっています。すべての人が応援してくださっています。ありがとうございます。

今、嘆き悲しみの中にある人々が増えています。ある人々は飢えており、安全な食べ物のない状態にあります。ある人々は基本的な必要さえ満たされていません。

私たちはできる限りのことをしながら、助けのない状態や希望さえない状態の中にも神が共にいてくださるということをはっきりと思い起こしたいと思います。救世軍人は神の偉大さを信じています。そして困難や不安に直面する時、それが祈りへの引き金になることを知っています。互いに励まし、神の民としてお互いのために祈りましょう。

ルカによる福音書19章はイエスの勝利の入城を記しています。この特別な週、私たちは棕櫚の日曜日を祝います。イエスが王である宣言です。ホサナ「主の名によって来られる方、王に 祝福があるように」

ある方はいつも棕櫚の枝を取ってきて家の周りを行進してお祝いをしているかもしれませんが、今はそうしなくて結構です。ただ、「ホサナ」と叫んでください。ホサナ、神は私たちを救う、と。

イエスはこの時「もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶだろう」と言われました。私は石に叫んでほしくはありません。私のくちびるが、ホサナ「主の名によって来られる方、王に 祝福があるように」と賛美を唱えますように。

あなたが今日キリストを喜んで迎えるなら、キリストはおいでくださいます。キリストはあなたのそばに来てくださり、あなたと共に歩んでくださいます。

今日、あなたの喜びにも悲しみにも、明日の見えないすべての不安にも神の恵みがありますように。アーメン

ダウンロード:大将のメッセージ(PDF)

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