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2020.03.20(金)

大将のメッセージ

救世軍万国総督ブライアン・ペドル大将がビデオメッセージを発信しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大を受け、救世軍では、各国の感染状況や現地の政府の方針により、小隊(教会)を拠点に困窮者への食糧配給を行っている国(アメリカなど)、集会を休止する国(イギリスや韓国など)、運営する施設や病院の防疫に努める国(日本など)と、多様な対応を行っています。そうした中、大将が救世軍人(救世軍のメンバー)に励ましのメッセージをYouTubeで発信しました。

 

<ビデオメッセージの訳文>

万国本営から救世軍のみなさんにお伝えしたいことは、国が決めた行動計画を守り、それに従っていただきたい、ということです。しかし可能な限り、イエスの名による奉仕を続けてください。

私たちは、社会的距離を取る必要を理解するだけでなく、引きこもる必要もないことを理解しています。そのような救世軍を導く先頭に立っていることを大いに嬉しく思います。

毎日私は、救世軍人が袖をまくり取り組んでいる革新的で創造的な活動について報告を読んでいます。使命に召される、また、戦いに備えるとは、どういう意味かが、今こそ新たに確認されているのは、明らかです。

私は神の恵みによって、応答することができる心を、すでに与えられています。

その心によって、世界と近隣で起きている悲劇に対して応答することができるのです。それは、人命の損失、経済的困窮、食料不足、不正などです。

私たちの中の多くの者や、支援の対象である人々は、すでに貧困に陥り、細い糸でぶら下がっている状態です。希望を失い、恐れを覚えています。

このような状況にあっても、人に仕える方法を見つけ、働き続けている各小隊・施設に感謝します。

ついこの前までは「私たちみんな一緒に」というフレーズをよく使っていましたが、今日それは、新しい意味を持っているように見えます。

今日、私は在宅勤務をしています。外に出ることもありません。こうしてインターネットを通じて、みなさんと共に祈り、なお神が私たちと共にいてくださることに感謝しています。

神が救世軍を祝福してくださるように。

みなさんの多くは、礼拝に出席することができないでしょう。しかし、あなた自身が教会になれる、ということを私は信じています。礼拝に行くことができなくても、奉仕する機会はたくさんあります。政府のアドバイスを注意深く聞いてください。しかし、素晴らしい隣人になってください。祈りに加わってくださり、周りの人々にあなたが祈っていることを知らせてください。

そして、もちろん、常に可能な限り神があなたに機会を備えてくださるように、祈り求めてください。救世軍のみなさん、前に進みましょう。神の恵みを示して行きましょう。たとえ、物理的に抱きしめることができなくても、恵みにより、信仰により、抱きしめることができます。

みなさんにお願いします。いま、未知の海を進むべく導いている小隊長と指導者たちを、祈りをもって支えてください。今回のような状況は、私たちの誰も経験したことがないものです。ですから、神の祝福が彼らにあるよう、祈ってください。救世軍人のみなさん、この不確実な状況の中で、警戒しながらも、神を見出してください。

神は忠実な方です。神は私たちの避けどころであり、力の神です。

神の祝福が豊かにありますように。

ダウンロード:大将のメッセージ(PDF)

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