お知らせ

NEWS
国際ニュース
2021.12.15(水)

2021米国竜巻災害に際して


2021年12月10日(金)の夕方から11日(土)の朝にかけて、米国で六つの州にまたがる大規模な竜巻被害が発生しました。

アクセスできない地域や携帯電話の停止により、被害の評価はまだ進行中ですが、救世軍は各地の被災者に希望と支援活動を提供しています。

ケンタッキー州パデューカの救世軍は、ケンタッキー州メイフィールドのメイフィールド高校に支援チームの指揮所を設置しました。指揮所は、救世軍緊急災害支援担当者のボーゼルが率いています。支援チームは、メイフィールドの避難民に支援を提供しているパデューカの救世軍をサポートします。テネシー州ジャクソンの救世軍のキャンティーンカー(移動式給食車)がケンタッキー州メイフィールドへの対応に割り当てられました。2台のキャンティーンカーが現在、救世軍アラバマ-ルイジアナ-ミシシッピ連隊から向かっており、13日(日)深夜に到着予定です。食事や飲料と共に、パデューカの救世軍の小隊士官であるデビッド中尉とブリットニー・ドネガン中尉は、壊滅的な損失に苦しんでいる人々にグリーフケア(感情的および精神的なケア)を提供しています。

救世軍はケンタッキー州ドーソンスプリングス、アーリントン、およびホプキンス郡の他の場所でも支援活動を行っています。ドーソンスプリングスの道路状況は依然として非常に危険ですが、当局は幹線道路上の瓦礫の撤去のために懸命に作業しており、救世軍は被災した住民に手を差し伸べています。ケンタッキー州マディソンビルの救世軍は現在、ドーソンスプリングスとアーリントンの避難所にいる被災者に食事とグリーフケアを提供しています。

ケンタッキー州ボウリンググリーンの救世軍は現在、ジェニングスクリーク小学校に固定給食所を設置し、また、マグノリア歴史地区にキャンティーンカーを配置して、食事、飲料、グリーフケアを提供しています。

アーカンソー州北東部の救世軍は、リーチビル、モネット、トルーマンで被災住民に食事と飲料を提供し、また、救助活動に従事している消防士と、電力の復旧作業にあたっている電力技師に温かい食事を提供しました。

続報 2021年12月15日

救世軍米国南部軍国(管区)から訓練を受けた要員がケンタッキー州西部の竜巻被災地に入り、被災した方々の求めに応えるため、州政府と地元自治体と緊密に協力しています。先週の竜巻以来多くの場所で電力が供給されておらず、地元の報告では今後数週間は復旧しない可能性があります。

12月15日(水)現在、救世軍の支援チームはケンタッキー州メイフィールドの被災者・救助作業員・ボランティアに対して食事を提供しています。周辺地域からも支援の要請が寄せられており、温かい食事とグリーフカウンセリング(悲嘆ケア)を提供するために、キャンティーンカー(移動給食車)が地域を巡回しています。

ご寄付のお願い

救世軍は毎年2,300万人の米国人に対し各種の社会福祉事業を通じて貧困・依存症・経済的困難を克服する支援を提供しています。救世軍は全米7,600か所の活動拠点を通じて、飢えた人々に食糧を提供し、被災者に緊急支援を提供し、麻薬やアルコールの乱用に苦しむ人々にリハビリテーションを提供しています。

救世軍では「2021米国竜巻災害」の支援のためのご寄付を受け付けています。下記の寄付ページから「2021米国竜巻災害」を選択してクレジットカードでご寄付ください。郵便振替、銀行送金、現金書留でご寄付くださる場合には振込用紙の備考欄にご明記くださるか、電子メールで「2021米国竜巻災害」とお知らせください。

寄付ページに進む

オリジナルサイトで読む(第一報)  オリジナルサイトで読む(続報)

2021米国竜巻災害

あなたの支援で
救える人々がいます

あなたの小さな心遣いで貧困や病気に苦しんでいる人、教育を受けられない子どもたち、災害の被災者などを助けることができます。あなたの想いを彼らに届けることができます。ご支援という形で寄付に参加してみませんか。

寄付をしてみる