2008.06.07 カテゴリ：救世軍国際ニュース

救世軍万国本営サイトの記事より

長期復興計画のため、救世軍は四川および甘粛へ支援ワーカーを派遣

（救世軍香港及び澳門軍区サイト 2008年6月6日付）

四川地震以後、救世軍では生存被災者に人道的食料供給を行っている。来週早々にも、支援チーム第3陣は甘粛省の碧口鎮、四川省の茂縣と彭州に到着する。チームは現地の行政当局と接触し、長期的な地域再建の計画を立てる。滅菌ガーゼや靴カバーなど、医療用物資の現物が香港で集められ、香港ドラゴン航空の提供のもと、チームによって被災地へ届けられる。

救世軍香港及び澳門（マカオ）軍区の総指揮官、マーヴ・ロウランド大佐補は先日、四川省彭州の生存被災者に支援物資を届けた。彭州での死者数が最大というわけでは無いにしても、住宅はほとんど倒壊していた。生存者はテント生活を余儀無くさせられている。「救世軍は香港の人々の友愛と配慮を、彼らに代わって物資として届けました。わたしたちは被災者の求めに応じて、穀物、即席麺および粉乳を配給しましたが、彼らは生活再建のために安全で長期居住できる家を必要としているのです。」ロウランド大佐補はこう語った。

救世軍は空路ですでに10,000着の防護服を届けた。この防護服は香港の製造元から寄贈いただいたもので、輸送は香港ドラゴン航空に費用負担していただいた。緊急支援物資は彭州の各村落や群落にも届けられた。