ときのこえ4月号より

〈全世界〉新型コロナウイルス感染症（COVID－19）の影響下での支援

●全世界

救世軍が活動している131の国と地域からの報告がまとめられた『救世軍年鑑2021（英文）』（2019～2020年の活動内容）が、救世軍万国本営（国際本部にあたる）から発行されました。

2020年初めから猛威を振るった新型コロナウイルス感染症への対策や支援活動の写真もカラーで掲載されています。また、今号から電子書籍版も同時に発行されました（e-book:sar.my/yearbook2021kindle）。

・『救世軍年鑑2021』購入を希望される方は、救世軍出版供給部（救世軍本営内）まで。

・ケニアでの予防教育

〈スリランカ〉水処理設備の設置

米国の救世軍ワールド・サービス・オフィス（SAWSO・ソーソ）の支援を得て、バマナコトゥワに飲用水のための水処理設備が設置されました。

この安全な水を提供するプロジェクトにより、近隣336家族（計766人の受益者）に飲料水が提供できます。

献納式には、国会議員のアマラケルティアトゥコララ氏や地域の指導者が出席し、地域の人々と共に喜びの時をもちました。

〈ポーランド〉ヒップホップ動画で社会に警鐘を鳴らす子どもたち

ポーランドの首都ワルシャワ市にある「救世軍プラガプウノック放課後クラブ」は、昨年11月にその活動がワルシャワ市の「年間最優秀チャリティープログラム賞」を受賞するなど、地元の信頼を得ている放課後クラブです。

この放課後クラブの子どもたちが、昨年末、ワルシャワ市の援助によって音楽プロジェクトに取り組みました。プロのミュージシャンとコラボして、ヒップホップ動画をリリース。これは、子どもたちの創造性や情熱を育み、その声をあげることを奨励する働きとして進められました。

子どもたちは、街頭で生活している人々の横を見て見ぬ振りで通り過ぎていないか？　と救世軍のモットー「心は神に手は人に」の言葉を織り込んで歌っています。動画は下のアドレスより視聴いただけます。

https://vimeo.com/501755981