救世軍万国本営サイトの記事より

救世軍災害救援ワーカーは中国南西部雲南省の地震により家を失った人々に援助を行っています。

6月3日、マグニチュード6.4の地震により雲南省プーアール市などで被害が発生。数万の家屋が倒壊し、少なくとも18万人が避難しました。同地域では50万を超える人々が地震の影響を受けたと報じられました。

救世軍緊急救援チームは澳門（マカオ）と香港から現地に向かいました。チームは香港特別行政区政府、地元の救援組織および中国本土の当局と連携し、被災者の当座の必要のために、食料、飲料水、ミルクパウダー、毛布を配給。地元の災害救援組織と連携した活動では、被災した各地域の必要を調査し、同地域に対する長期支援を行うために尽力しています。

救援活動は地震後から発生した豪雨により、さらに困難なものとなりました。いくつかの道路は泥のために通行不可となりました。救世軍の救援ワーカーは最近ようやく、山奥の地域に入れるようになりました。そこでの通常の住居は高床式の木造２階建て、一階に家畜を繋留し、二階は穀物の貯蔵および居住空間というもの。 このような家の多くが地震で崩壊しました。二階の穀物は砂、泥、雨が入り混じり、そのため被災者は深刻な食糧不足に直面しています。

救世軍は雲南省での救援活動に資金援助を求めています。各国の救世軍公式サイト
または https://secure.salvationarmy.org にて寄付をすることができます。
雲南地震救援のため（ for Yunnan earthquake relief ) と目的を記してください。