2025年の予定
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ジョージアの救世軍は、ウクライナ難民支援における功績が認められ、聖パンテレイモン勲章を授与されました。ウクライナ政府から授与されるこの勲章は、ウクライナ国民の自由と独立の精神に貢献し、医療や人道的活動をした個人や組織に対するものです。ジョージアの救世軍は他の10組織と共に選出され、7月28日にキーウで授賞式がおこなわれました。
ジョージアの救世軍は、戦争が始まって以来、ウクライナ避難民のジョージアへの一時的移住のため、様々な人道プロジェクトを実施してきました。生活必需品、衣類、食料の配布を実施し、バトゥミ市では毎日120人ほどに温かい食事を提供できる食堂をオープンしました。子どもたちのためには、学用品と衣料品のクーポンを配布し、日常的に子どもたちが食事をしたりグループ活動に参加したりする放課後プログラムを継続しています。青少年向けのウィンターキャンプとサマーキャンプもおこないました。
このような活動により、ジョージア在住のウクライナ人の推薦を受け、救世軍はジョージア国内からは唯一、この賞に選出されました。救世軍東ヨーロッパ軍国(ブルガリア、ジョージア、モルドバ、ルーマニア、ウクライナから成る)の司令官は、「救世軍の活動がこのように認められたことは大変光栄です。これは、避難民の人々に尊厳と希望をもって奉仕するという、神から与えられた使命を実行したことの証しです。ジョージアでの活動が地域社会の希望として輝き続けることができるよう、私たちと一緒に祈ってください」と語っています。
8月7~10日、オランダでヨーロッパ地域の救世軍のユースイベントがおこなわれ、22カ国から700人余りの若者たちが集まり、礼拝と賛美、聖書のメッセージを聞く時をもちました。また、スポーツやアートを通じて互いに交流し、自由な雰囲気の中で国籍や言語を超えて友情を育みました。
「EYE」(目)というタイトルが示すように、どのような時にも神を見上げることがテーマでした。ヨーロッパでも神は働いておられ、神を仰ぎ見、信仰をもって生きる世代が立ち上がっていることが感じられる集会となりました。
救世軍(The Salvation Army)は1865年にイギリスで創設され、世界134か国で伝道・医療・福祉・教育・地域開発・災害被災者支援・人身取引被害者支援を行っている国際的なキリスト教会・国連NGOです。日本では明治28(1895)年から活動しています。
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