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国際ニュース
2025.08.01(金)

世界をみつめて – 最新ニュース2025年8月

〈英国〉救世軍外援者功労章の授与

 6月1日、スコットランドのベルズヒル小隊(教会にあたる)で、救世軍外援者功労章が「スコットランドで最も有名なパン職人」ことボイド・タノック卿に授与されました。タノック卿の、スコットランドの救世軍に対する30年以上にわたる惜しみない専門的、実際的、そして財政的支援に対するものです。この章は、救世軍の活動への顕著な貢献をした、救世軍の信徒ではない方々に対する感謝の意を表すものです。
 タノック卿は、英国内外で人気のお菓子であるティーケーキとキャラメルウエハースで有名なタノック製菓会社のオーナーです。英国の救世軍のリーダーである司令官のメイン中将は、長年にわたる支援に感謝を伝え、リンドン・バッキンガム大将(救世軍の国際指導者)に代わって賞を授与し、集まった人々からは大きな拍手が送られました。タノック卿は、式典に参加できたことを光栄に思うと述べ、彼の家族と救世軍との長年にわたる関わりについて語りました。タノック卿の娘フィオナ・ガウさんは、「父が救世軍を支援したのは、困っている人々を助けるという救世軍の使命によるもので、父ほど救世軍の活動を尊敬している人はいない」と述べました。

〈米国〉アトランタでの特別集会

 6月6日~8日、救世軍万国本営(国際本部)のエドワード・ヒル中将(参謀総長)夫妻は米国南部軍国を訪問し、ジョージア州アトランタでおこなわれた任官任命式を中心とする集会を導きました。6日夜の集会では、この1年に献げられたワールドサービス募金1080万ドルが献納されました。ヒル中将は、多くの人々が犠牲的に、心から、世界の救世軍の働きを支援するために募金に応じてくれたことに感謝を述べました。夫人のシェリー・ヒル中将は、軍国女性部が8月にリリースしようとしている”Open Air”というポッドキャストの収録をおこないました。日曜日の集会のメッセージで、ヒル中将はすべてのクリスチャンに、神を愛し人に仕える働き人となるように呼びかけました。
 
救世軍(The Salvation Army)は1865年にイギリスで創設され、世界134か国で伝道・医療・福祉・教育・地域開発・災害被災者支援・人身取引被害者支援を行っている国際的なキリスト教会・国連NGOです。日本では明治28(1895)年から活動しています。

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