〈日本〉社会鍋による支援

　昨年末の社会鍋募金に多くのご協力をいただき、ありがとうございました。社会鍋に寄せられた資金を用いての支援活動が各地でおこなわれています。
　札幌小隊では1月に、NPO法人独立支援事業所「ベトサダ」へ男性用下着セットをお届けしました。利用者の方や街頭生活の方々に使っていただきます。また、特定非営利活動法人 生活相談サポートセンター「ホープ」にカップ麺とレトルト食品をお届けしました。 生活困窮世帯への月2回のお弁当配布にお土産として配られます。
　福岡小隊では、社会鍋資金を用いての生活困窮者への給食活動を、年間を通しておこなっています。毎月第二月曜日、50人分を目安にお弁当、ペットボトルのお茶、カイロ（冬季）、タオル（夏季）、中古衣料品、歯ブラシやせっけんなどを配布しています。12月は43人、1月は54人の方が利用されました。フードバンク福岡のご協力もいただき、保存のきく食料品も配布しています。50人を超えた場合には、パンやおにぎりをお渡ししています。

〈パキスタン〉ボーイズホームへのソーラーパネル設置

　パキスタンの救世軍が運営するシローボーイズホームでは、建物の屋根にソーラーパネルを設置しました。パンデミックなどの世界情勢により、電気代が高くなっただけでなく、食料品や物資のコストも増していく中で、ソーラーパネルが設置されたことで、このホームで暮らす子どもたちは、停電の心配をせずに勉強をすることができるようになりました。
 

〈アメリカ〉アメリカの「トップ100チャリティ」に選出される

　アメリカの救世軍は昨年末、『ザ・ノンプロフィット・タイムズ』誌と『フォーブス』誌が選ぶ「アメリカのトップ100チャリティ」のトップ5に入りました。アメリカの救世軍は、多くの寄付をいただいて全米で2,500万人の人々に様々な社会的支援を提供しています。