〈ノルウェー〉ストリートサッカー・ミニストリー

救世軍はノルウェーの首都オスロから40キロにあるコングスビンゲル刑務所で、受刑者のためのストリートサッカー・クラブを始めました。キャッチコピーは「勝ちたければ、酒・薬物を止めよう」です。ノルウェーの救世軍は1980年から依存症からの回復リハビリプログラムとしてストリートサッカーを取り入れてきました。ノルウェー各地で20のストリートサッカー・ミニストリーをおこなっています。

〈チェコ〉新型コロナウイルスワクチン接種の推進

チェコの首都プラハの街頭生活者に、救世軍は新型コロナウイルスのワクチン接種を実施しました。ジョンソン・エンド・ジョンソン社製のワクチンを一回接種し、コロナの感染リスクを低減することを目的としています。
 

〈米国〉災害対応車両の導入

救世軍米国西部軍国は、太平洋沿岸地域での災害対応のために全地形対応のオフロード車を導入しました。大地震による都市災害や森林火災、雪害など、様々な災害に対応した支援活動に役立てられています。また、米国南部軍国では、全長22メートルのトレーラー車を導入しました。大規模災害時の支援活動の指揮所として機能する、最先端の機器を備えています。これは、世界各地の救世軍で運用されている災害対応車両の中で最大のものとなります。

〈コンゴ民主共和国〉貧困への対策

紛争による情勢不安が続くこの国で、救世軍は養蜂の訓練プログラムを導入し、農民や村人が貧困から抜け出すのを支援しています。採取したはちみつの販売が、安定した収入につながります。このプログラムは英国の救世軍の支援により、東部のカタンガとバテケの農村地帯で実施されています。