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国際ニュース
2025.07.01(火)

世界をみつめて – 最新ニュース2025年7月

〈パプアニューギニア〉「国際勇気ある女性賞」の受賞

 パプアニューギニアの救世軍士官(伝道者)、ヴェレナ・イガ少佐は、米国務省による2025年の「国際勇気ある女性賞」を授与された8人の女性のうちの一人です。
 イガ少佐は、パプアニューギニアにおける現代奴隷制及び人身取引への対応に関する救世軍の担当者として中心的な役割を担っています。啓発活動、研修、実際のケースマネジメントなどをおこない、カウンセラーとして、また、リーダーとして信頼されています。カウンセリング・ホットラインの設置など、被害者にとって不可欠な支援サービスを提供し、その努力は、パプアニューギニアの法的・社会的枠組みに根本的な変化をもたらしています。
 受賞を受け、イガ少佐は「大変光栄です。これからもパプアニューギニアの女性と子どもたちのために正しいことをするという情熱と愛をもって、正義のために闘い続けます」と述べました。

〈万国本営〉新教皇就任に際して

 5月18日(日)、イタリア及びギリシャの救世軍のリーダーであるモーガン大佐補夫妻は、救世軍万国総督リンドン・バッキンガム大将の代理として、サン・ピエトロ広場でレオ14世教皇の就任式ミサに出席しました。翌日、夫妻はバチカンのクレメンティーヌ・ホールで他の教会の代表者と共に、新教皇と面会しました。モーガン大佐補は「レオ14世教皇は、福音と社会正義に引き続き重点を置き、貧困に苦しむ人々や社会から疎外された人々を励ましておられると確信しています。これは救世軍の使命と一致しており、私たちはローマ・カトリック教会との継続的なエキュメニカルな関係を期待しています」と述べました。
 
救世軍(The Salvation Army)は1865年にイギリスで創設され、世界134か国で伝道・医療・福祉・教育・地域開発・災害被災者支援・人身取引被害者支援を行っている国際的なキリスト教会・国連NGOです。日本では明治28(1895)年から活動しています。

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