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救世軍月島小隊
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聖書とは


 聖書は「世界のベストセラー」と言われます。神様の言葉が書かれた、世界で一番大切な本です。神様は昔、そのお考えを人間に知らせようと、たくさんの人々を用いて聖書を書かせられました。今わたしたちは、聖書を読むことで神の御心、神の愛を知ることができます。
聖書は「旧約聖書」と「新約聖書」という二つの部分から成っています。「旧約聖書」には39の書があり、イエスが来るずっと前の、イスラエル民族と神との関係を述べています。歴史書、賛美の詩、預言書など様々な内容があります。イスラエルの指導者モーセが神から十戒を受け取ったこと、羊飼いから王になったダビデのこと、ピノキオの物語のモデルとなったヨナ書、不条理な苦しみを味わいながら神に向き合ったヨブの姿など、様々なことがらが記されています。
「新約聖書」には27の書があり、イエスがお生まれになった時のこと、その生涯、十字架と復活の事実、そしてキリスト教会の始まりが書かれています。また、世界の終わりについての預言が記されています。
旧約聖書と新約聖書、合わせて66巻ありますが、これらは唯一の神について語る連続した書です。全巻を通して、神様の人間への愛と、救いのご計画が表されています。
神様は聖書を理解できるように、わたしたちに聖霊を送ってくださいました。聖書には、神様がわたしたちをどのように造ってくださったか、どのように生きてほしいのか、神の言葉に従ってほしいと願っておられる神様の心が書かれています。その中心にあるのは、イエス・キリストの生涯に表された神様の人間への深い愛なのです。


「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯(ともしび)。」(詩編119編105節)
「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。」(テモテへの手紙二 3章16節)