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2020.03.12(木)

大将のメッセージ

救世軍万国総督ブライアン・ペドル大将がビデオメッセージを発信しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大を受け、救世軍では、世界各地の士官・職員の海外渡航を停止し、4月から5月にかけて予定されていた国際会議(万国指導者会議・ポルトガル、全米諮問会議・シカゴ、SPEA地区ブレングルセミナー・マレーシア)を延期ないし中止しました。

 

<ビデオメッセージの訳文>

ロンドンの万国本営から皆さんに挨拶をお送りいたします。多くの人々が、今は不確かな時代であると申します。私は皆さんと同様に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に注目しており、祈っています。多くの国々の政府がこのために対応にあたっています。新型コロナウイルスに感染した方々、影響を受けた方々のために私たちは祈っています。

救世軍は万国的であり、世界131の国と地域にあります。それぞれの国でクリスチャンとしての礼拝を守っておりますが、各自が健康の維持に注意するとともに専門家の助言に従っています。そこでわたしたちの責任として万国指導者会議を延期することにいたしました。今、世界各地から救世軍の指導者たちを集めることは賢明ではありません。この先の数週間、私たちのスタッフが旅行することを延期します。私が各地を訪問することも来月のものまで延期いたします。インド東部、シンガポール、マレーシア、ミャンマーなどの国々を訪ねることができないのは大変残念です。

また、私たちの責任の一つとしてお互いの健康を大切にしたいと思います。世界の場所によっては、実際に集まって礼拝や祈り、通常の活動ができなくなった所がすでにあります。

しかし、私たちはお互いのつながりを断つ必要は、全くありません。このような時に、お互いに安否を問い合いましょう。どうしているか電話で聞いてみましょう。誰かのドアの前に贈り物を届けましょう。ケアと配慮と愛を表現する方法を考えましょう。救世軍が今も活動していることを示しましょう。

先に出しましたSNSメッセージを見ていただくと、全世界にお願いした祈りについて述べられています。祈りの奉仕は重要です。子どもたちの歌に「神様は全世界をその御手の中に握っておられる」とあります。祈り、行動してくださるようお願いします。この現実の中で確信を持ちましょう。

神様の祝福が皆さんの上にありますように。神様がこれからも救世軍を祝福してくださいますように。

大将からの祈りの要請

新型コロナウイルス(COVID-19)が世界各地に広がる今、

私は救世軍人に祈りを要請します。

亡くなられた方々、悲嘆の中にある方々、隔離されている方々、

恐れの中にある方々、世界の国々のために、

祈ってください。

先行きの不透明感、経済活動への制約、

生活必需品の不足、公共機関の閉鎖をおぼえて、

祈ってください。

このような状況の中で勇敢に対処し、感染予防策を行っている

政府機関の職員のために、感謝をもって、

祈ってください。

今こそ神に祈る必要があります。ウイルスが封じ込められ、

感染した人々が癒され、回復され、

愛する家族や友を亡くした人々に慰めが与えられ、

世界が連帯して対処することができるように、

祈ってください。

救世軍人のみなさん。新型コロナウイルスのために、

祈りの手を挙げてください。

ダウンロード:大将のメッセージ(PDF)

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