世界をみつめて - 最新ニュース2019年11月

ときのこえ 2019年11月号 より

〈日本〉台風15号で被災した千葉での支援活動

台風15号で被災した千葉での支援活動

9月9日(月)未明、千葉県を直撃した台風15 号は、建物損壊や地域によって2週間以上停電の続く、深刻な被害を出しました。
各種産業にも大きな打撃を与えています。

台風15号で被災した千葉での支援活動

9月12日(木)、救世軍の関係者が住む、停電中の香取郡神崎町と館山市をそれぞれ支援。神崎町では、関係者を通して、コミュニティーセンターに場所を借り、地域の人々に発電機による携帯充電支援及びティーサービスをおこないました。また、訪問した8軒での携帯発電機による風呂の湯沸かし支援が喜ばれました。

館山市では、自身被災していた関係者の自宅を拠点にし、発電機の提供と、近隣への飲料水及び食料品の支援をおこないました。

台風15号で被災した千葉での支援活動

9月18日(水)、停電が長引き、小学校が再開されたものの給食が提供できない状況の館山市で、炊き出しの支援をおこないました。館山市の社会福祉協議会の要請に応こたえて、館山小学校に隣接する館山公民館駐車場にテントを設置し、調理のできるキャンティーン・カーでつくった、できたての麻婆茄子丼とわかめスープ200食分とパック入りジュースやココアを提供しました。また、綿わた菓子コーナーには、公民館で提供されているブルーシートを受け取りに来られた方も立ち寄られ、童心にかえることができる、と喜んで食べておられました。断続的に雨の降る中、多くの方がブルーシートや食事をとりに来られ、「この地域での炊き出しは初めてです」、「歩けない近所の高齢者にも届けたい」と語り、「自宅は住めないので近所の親族に身を寄せている」等、困難な状況を口にされていました。また、近隣で停電の続く地域3カ所に合計143食分を車でお届けしました。

台風15号で被災した千葉での支援活動

〈バハマ〉ハリケーン「ドリアン」の被災地を支援

9月1日(日)、ハリケーンの分類で最強の「カテゴリー5」(風速70km以上)をもつハリケーンが、カリブ諸島の国バハマを直撃しました。政府が事前に緊急避難命令を出したことを受け、救世軍は避難所で提供する食料と飲料水を準備し、対応しました。救世軍の小隊(教会にあたる)も、避難所となりました。

ハリケーンは、各地に壊滅的な洪水と強風による被害をもたらし、建物や農作物の被害は深刻な状況です。通過後には20人の死者が確認されました。グランドバハマ島にあるフリーポート小隊は部分的に損壊しましたが、発電機を使って避難者に食事を供給しました。浸水が解消されず、輸送とスタッフの確保が難しい中、様々な団体と協力して支援を続けています。復興支援には3~5年の長期的な計画が必要と見込まれ、救世軍も準備をしています。

〈バハマ〉ハリケーン「ドリアン」の被災地を支援