世界をみつめて - 最新ニュース2017年10月

ときのこえ 2017年10月号 より

〈アメリカ〉 ハリケーン「ハービー」の被災地支援

8月25日、テキサス州南部にハリケーンが上陸し、一帯に500年に一度と言われる洪水被害をもたらしました。死者47人、4万3千人以上が避難を余よ儀ぎなくされています(9月5日現在)。

ハリケーン「ハービー」の被災地支援


ハリケーン「ハービー」の被災地支援
ハリケーン「ハービー」の被災地支援

ハリケーン「ハービー」は、一時、ハリケーンの大きさとしては上から2番目の「カテゴリー4」を記録しました。

その後、温帯低気圧になったものの、進行速度が遅く、断続的に雨を降らせて移動し、各地に被害をもたらしました。特に、ヒューストンは5日間降り続いた雨によって深刻な冠水被害に見舞われ、2万人以上が避難せざるを得なくなりました。ヒューストンや近隣の救世軍は避難所を開設し、食事や衣服を提供しています。

また救世軍は、アメリカ、カナダの緊急災害支援車両を総動員して、被災地への食料や日用品の配布、避難所や精神的ケアの提供など、様々な支援活動をおこなっています。この災害の影響は数カ月続くとみられ、復興には何年もかかると予想されますが、救世軍はこれらの地域での支援活動を、必要がある限り続けていくことを表明しています。


アンドレ・コックス大将からのハリケーン被害に対するメッセージ(英語)


〈シエラレオネ〉大雨による地すべり被災者支援

8月、西アフリカ大西洋岸にあるシエラレオネ共和国の首都フリータウンを中心に、大雨による大規模な地すべりが起こりました。この災害で、400人近い人が命を失いました。近くのリージェントの町では、たくさんの家が土砂に埋まり、約600人が行方不明になっています。

推定によると、全体で3000人が家を失ったということです(8月16日現在)。救世軍は、政府機関やシエラレオネ赤十字、また他のNGOと協同で、200家族に食事や調理用具、毛布などを提供しました。また、救世軍の国際本部を通して寄付金を受けつけるとともに、被災状況の調査と支援内容を検討し、長期の支援を目指しています。

シエラレオネ 大雨による地すべり被災者支援


〈日本〉九州北部豪雨被災地支援

7月5日(火)、6日(水)にかけて豪雨の被害を受けた福岡県朝倉市杷木地区の公民館で、救世軍九州地区の士官(伝道者)たちが、食料品配布の支援をおこないました。九州キリスト教災害支援センター(九キ災)のスタッフやボランティアの協力を得て、地域の住民と泥出し作業等のボランティアの方々へ、手作りの弁当、冷たいお茶、ゼリーや個包装の梅干を提供(43食)。その他、九キ災日田ベースに、パウチタイプのスポーツ飲料を150個届けました。

九州北部豪雨被災地支援