世界をみつめて - 最新ニュース2017年8月

ときのこえ 2017年8月号 より

〈イギリス〉テロや火災現場での支援活動

●ロンドン橋でのテロを受けての支援活動

6月3日(土)、ロンドン中心部にあるロンドン橋周辺で、暴走車によるテロ事件が起きました。8人が死亡、48人が負傷という事態に、周辺地域は混乱に陥おちいりました。ロンドン橋から徒歩5分圏内にあるサザック小隊(教会にあたる)は、交通機関の混乱や宿泊施設の閉鎖を受けて、その周辺に留まらざるを得なかった7 人に、宿泊場所を提供しました。その他、建物を開放し、コーヒーなどを提供しながら、家族と連絡が取れるように携帯の充電を助け、トイレの使用などの要望にも応こたえました。

当日の様子を語る小隊責任者
当日の様子を語る小隊責任者


●高層住宅火災現場周辺での支援活動

6月14日(水)、ロンドン西部に位置する24 階建て高層住宅で火災が発生。その犠牲者は80人に上っています(6月末現在)。

救世軍の緊急支援チームは、火災の直後から現場近くに緊急支援用の車両を停とめ、軽食や飲み物を提供して、悲惨な状況の火災現場で消火活動や警備等に従事する消防士、警官へのサポートを数週間にわたっておこないました。

また、現場近くのポートベロー通りにあるノッティングヒル小隊では、焼け出された人々を支援するために衣類や日用品の提供を呼びかけ、次々と寄せられた大量の支援の品を他の支援団体と協力して被災者に提供しました。ニーズを聞いたイスラム教のグループからも様々な物資が届けられ、宗教の違いを超えた支援の輪も広がりました。


〈ポルトガル〉 山火事の被災者への支援活動

6月17日(土)、ポルトガル中部で山火事が発生し、少なくとも64人が死亡、多くの行方不明者が出ました。ポルトガルの救世軍では、すぐに衣類や子どものための支援物資を持って被災地を訪問。それらを提供しながら現地の様子を調査しました。その後、日を改めて看護師や心理士からなるチームと共に現地に赴おもむき、家族を失った人々や、顧かえりみられない状態に置かれた高齢者を訪問しました。


〈フィンランド〉 前大統領が、救世軍の募金活動に協力

救世軍の募金キャンペーン広告に登場したハロネン前大統領
救世軍の募金キャンペーン広告に登場したハロネン前大統領

ハロネン前大統領が、救世軍の募金キャンペーン広告に登場し、話題を呼んでいます。このキャンペーンでは、街頭生活に陥おちいるきっかけが、誰にでも起こりうること―事故や病気、解雇や就職難、親しい人からの暴力や、愛する人の死などであることを訴えています


〈日本〉救世軍創立記念コンサート及び社会鍋俳句コンテスト授賞式

6月11日(日)、東京・神田神保町の救世軍山室軍平記念ホールでおこなわれました。 
救世軍の創立152年を記念し、ブラスバンドの演奏や渋谷小隊唱歌隊(教会の聖歌隊にあたる)の合唱、来日中のハワイ宣教グループの歌や、フラダンスによる神への賛美がなされました。

俳句コンテスト授賞式では、入賞者6人と一団体に賞状と副賞目録が贈られ、それぞれ句の背景や入賞の喜びを語りました。103年の長きにわたって続けられてきた社会鍋に寄せる様々な思いを、改めて知る時となりました。

社会鍋俳句コンテスト授賞式