ハイチ地震緊急支援活動 2

救世軍万国本営サイトの記事より

ハイチの救世軍ワーカーが活動を進める

(救世軍万国本営サイト2010年1月18日付)

瓦礫に埋まった人々の捜索に加わる救世軍ワーカー

 ハイチの救世軍チームは、ポルトープランスとその周辺の被災住民に緊急支援を提供するための物資輸送に困難を抱えているがその打開の方策を見つけつつある。貯蔵施設が得られ、現地の救世軍人が可能な限りの助けを提供している。

 トム・ラウデン少佐は、救世軍ワールドサービス機構(SAWSO)から派遣されたチームの一人であるが、自動車でハイチ国内を横断し、1月15日の金曜日、その首都に到着した。彼の報告によると、救世軍はポルトープランスの滑走路の隅付近にある建物を一つ確保したとのこと。この建物は安全なもので、寝室として利用する16の部屋と一つの報道室、そして食物の調理ができる場所が一つある。彼の言によれば、チームは近くにある2つの倉庫についても使用権を得て物資と機材のために利用可能だという。

カリブ軍国司令官オナル・キャストォ大佐が支援物資を降ろす

 現在、ラウデン少佐はアメリカ合衆国に戻っている。同国ヴァージニア州の救世軍アメリカ合衆国総司令部には指令センターが設置されている。第二陣がポルトープランスに空路で到着しており、これにはカリブ軍国司令官でハイチ生まれのオナル・キャストォ大佐も加わっており、さらに緊急の現場では老練な働き手であるジョージ・ポラレク少佐、それからハイチ連隊の前連隊長でアメリカ人の救世軍士官であるロン・バスロー少佐も同行している。この第二陣は必需物資を積み込んだ貨物機1機を伴っている。

 SAWSOチームの各員は地元の救世軍人と密接に連携して、最も助けを要する人々に支援が確実に届くよう働いている。

 救世軍の医療施設所属のスタッフたちには緊急の手当てが必要な人々が押し寄せており、可能な限り多くの人々を助けようと彼らは対応を続けている。CNNのラリー・キングのインタビューに応じてボブ・ポフ — ハイチにおける救世軍災害サービスディレクター — は言った。ポルトープランスのほぼ全員がそうであるが、彼自身も野宿している、建物が安全ではないためであると。 救世軍児童ホームの子どもたちも、連隊本部敷地の中央部で寝ている。

 万国本営国際緊急サービスのメンバーを含む、さらに増員された国際派遣要員は、ハイチへの専用便に搭乗可能となるまでの間、アメリカ合衆国フロリダ州フォート・ローダーデイルの救世軍で待機している。

 国際緊急サービスのマイク・キャッフル大佐補が言うには、ハイチへ行くことにはまだかなりの困難があるとのこと。彼はこう書いている「多くの貨物機と、時おりのVIP専用機で空路はまったく混雑している。最後の数分でいろいろ変更されることになりやすいのはハイチ周辺の空路混雑のためであり、それ以前にわたしたちの飛行機にフライトプランの許可を得ることが困難になっている。わたしに言われたことは、フォート・ローダーデイルから約3時間であるはずのフライトが7時間もかかることがあるのは、着陸のための『交通』が空くのを待って旋回する必要があるからである、ということだ。」

救世軍の土地建物も深刻な損害を受けた道路を埋め尽くした瓦礫のため通行不可
救世軍の土地建物も深刻な損害を受けた道路を埋め尽くした瓦礫のため通行不可

 彼は続ける「トラベルプランと支援用品別に従っての非常に複雑な輸送手配を思うと、(救世軍)アメリカ合衆国総司令部の人員はがんばってよく働いている。明日、マイアミからハイチに、救世軍で扱う支援用品を積み込んだ大きな貨物機が出るというのは明るい話である。これが到着すれば、現地チームにとっては極めて大きな助けとなるであろう。向こうではこの配送のために倉庫の空間を予め確保している。わたしたちがそうありたいと願っていた水準に、支援プログラムが追いつくその手始めとなるものである。」

 「大きな感謝を、わたしたちのために祈っている非常に多くの人々と、この時点でがんばっている各チームに」

 キャッフル大佐補の言葉はショー・クリフトン大将によって繰り返され、大将は引き続き祈るように要請している。ハイチの人々と同国の救世軍人と、信じ難いほど困難な状況で苦闘している救世軍チーム各員のために。