パプア・ニューギニア・サイクロン支援活動

救世軍万国本営サイトの記事より

パプア・ニューギニアの救世軍がサイクロン「グバ」の被害に対応

(救世軍万国本営サイト11月21日付)
 パプア・ニューギニアの救世軍は、同国東部の各州で大規模な水害をもたらしたサイクロン「グバ」の被害に対応している。政府当局の発表では死者163人であるが、医療関係者は水で感染する病気であるコレラ、赤痢、マラリアなどが広範囲の洪水によって広がると予測しており、死者はさらに増えると見られる。

 約150,000人がサイクロン「グバ」の被害を受け、1,000人以上が家を離れているかあるいは行方不明という状況である。損害規模は7,000万USドル相当と見られ、政府当局は緊急事態宣言を発した。

 ポポンデッタでは、キラ・ガバ大尉が医療従事者とボランティアのチームを率いて、限られた資源の中で、できるだけのことをしている。首都ポート・モレスビーにある救世軍災害対応チームは、パプア・ニューギニア国防軍によってポポンデッタへと飛ぶ手はずを整えている。

 道路、橋、農地が破壊されており、食料と飲料水、衛生用品や医薬品が至急必要である。集落の多くは川の岸辺や低地にあるため、450軒の家が屋根まで浸水して破壊された。ある地域では人口の85%が自給自足の農業で生活しており、この悲劇がさらなる犠牲者を生まないためには、至急の支援が不可欠である。警察のスポークスマン、デイヴィッド・テリー氏はロイター・ニュースにこう語った。「人々はこれまで数日の間、食料も水も無い状態である。」

 救世軍パプア・ニューギニア軍国の書記長官、ジェイムズ・コンドン大佐補はこのように伝える。「食料、仮設シェルター、きれいな水、医薬品、蚊帳、衣類といった被災地への物資を救世軍では確保した。サイクロン・グバの被害から道路が復旧したところから、被災地の緊急の要請に応える第一便を出している。」

 世界のほとんどのメディアに無視されていると思われる大規模災害の被災者を支援するため、資金投入がとり急ぎ検討されている。寄付金は「南太平洋および東アジア災害資金」にて受け付けている。

国際緊急サービス、クリス・パーカー 報