社会鍋俳句コンテスト 入賞作品発表

入賞作品発表いたします。

〔優秀賞〕
 社会鍋
  うなじであやつる
        車倚子
     (埼玉県・関口まさを)



〔特別賞〕
 社会鍋
  祖母の生まれし
       明治より
     (東京都・野原てい子)

 社会鍋
  幼子の手に
    意を託し
     (岡山県・武田 忍)



〔ほのぼの賞〕
 にっこりと
  スマホにおさまる
        社会鍋
     (宮城県・羽田早苗)

 爪先で
  覗き込む児の
      社会鍋
     (埼玉県・坂本弘國)

 鍋にさゝげ
  両手合わせし
      老婆あり
     (東京都・朝野 洋)



〔社会福祉部長賞〕
 しゃかいなべ
  みんなのあいが
       つまってる
     (広島県・呉保育所 年長組13人)


 1906(明治39)年に「慰問かご」から始まり、今日まで111年にわたって多くの方々にご協力をいただいてきた社会鍋。この社会鍋を題材にした俳句を、昨年の12月から今年の三月まで募集し、日本全国から、231句寄せられました。

 日本クリスチャンペンクラブ代表の三浦喜代子氏ほかによる厳正なる選考の結果、上記の方々の句が入賞いたしました。授賞式は、6月11日(日)午後3時、山室軍平記念ホールでおこなわれる「創立記念コンサート」の席上、執りおこなわれました。

社会鍋俳句コンテスト2017

  

〔講評〕三浦喜代子

 広く北海道から九州まで、17の都道府県から200を超える句が寄せられ、驚きました。救世軍と社会鍋のお働きが、明治、大正、昭和、平成と、時代を繋いであまねく伝わっていることにも感動しました。歳末の寒風や雪にも負けないで奉仕される方々の喜びあふれる句に心打たれ、響き渡る楽の音や賛美の声が巷の人々の足を止め、心をつかんでいく愛の波動に、神の働きを拝見しました。