家庭団コータリー No.150

4月礼拝プログラム

聖なる旅に出かけましょう
南太平洋及び東アジア地域担当女性部書記 中将 デニス・スワンズベリー

デニス・スワンズベリー

聖書箇所 詩編103編8-10節
救世軍歌集 72番 すくいのぬしはハレルヤ

私の救い主、変わらぬ友であるイエス・キリストの御名によって、日本の皆さんにご挨拶申し上げます。

イースター・メッセージの依頼を受けた時、私は2014年のクリスマスを迎えるのを心待ちにしていました。クリスマスがなければ、イースターを迎えることはできません。

一人の男の子が赤ちゃんとしてこの世に来られ、その名はイエスと名付けられました。それは自分の民を罪から救うためでした(マタイ1・21)。このメッセージはまず地上の父として選ばれたヨセフに告げられました。イエス様は赤ちゃんとして誕生し、少年に成長し、大人となり、この世の救い主となられました。

イエス様が私たちの救い主となられたことを思い起こす時、それがイースターです。では、皆さんを聖なる一週間の旅にお連れしましょう。

棕櫚の日曜日―エルサレム入城。群衆は、棕櫚の葉を振って、「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように」と叫びました(マルコ11・1―11)。イエス様は群衆の思うような勝利の凱旋ではなく、平和の印であるロバに乗って来られました。
質問:皆さんはいつもイエス様をほめ称え、ホサナと叫んでいますか?
それとも、イエスを十字架につけよ、と叫ぶ群衆の一人ですか?

月曜日―宮きよめをする。イエス様は神殿で物を売り買いしていた人々を追い出し、両替人の台や鳩を売る者の腰掛をひっくり返され、また、境内を通って物を運ぶことも許されませんでした(マルコ11・15―17)。
質問:神の宮である小隊や建物を、どのように扱っていますか? 生ける神の宮である自分の身体が神に属している事を忘れていませんか?

火曜日―真の献げ物について教える。イエス様は、一人のやもめが賽銭箱に入れた小銭を見て、彼女は持っているすべてを献げた、と言われました(マルコ12・41―44)。
質問:あなたのために多くを成し遂げられた主に、何を献げていますか? あなたの最善を献げていますか?

水曜日―ベタニアの女性がイエスの足に香油を注ぐ。彼女の行為に対して周りにいた人たちはとがめたが、イエス様は、この人はできるかぎりのことをした、と言われました(マルコ14・8)。
質問:あなたが最近イエス様にしてさしあげた良い事は何ですか?

木曜日―最後の晩餐で、イエス様は弟子たちの汚れた足を洗いました。ペトロは、私の手や頭も洗ってください、と言いました(ヨハネ13・9)。
質問:自分がイエス様にしてほしいと願っている事は何ですか?

受難日―十字架上での死。私は子どもの頃、なぜこの日を「Good Friday ―良い金曜日」と言うのか、とても不思議でした。イエス様は何の罪もなく、善いもので満ちておられます。私の好きな詩編には次のように書いてあります。

「主は憐れみ深く、恵みに富み 忍耐強く、慈しみは大きい。永久に責めることはなく とこしえに怒り続けられることはない。主はわたしたちを 罪に応じてあしらわれることなく わたしたちの悪に従って報いられることもない」(103・8―10)。

イエス様の汗が血のように滴るほど、ゲツセマネの園で苦しみもだえて祈られた、そのお姿を思い浮かべることができるでしょうか(ルカ22・44)。イエス様はこの苦しみの杯を飲まなければならないことを知っておられました。なぜならこの世の救い主になるためです。しかし、イエス様にとって、これは容易な事ではありませんでした。
質問:この驚くべき愛を認め、神様に充分な感謝をしていますか?

土曜日―待ち望む日。弟子たちは恐れ、逃げ出しました。私たちも同じように隠れるのでしょうか?
質問:あなたは2015年の女性の働きのテーマを考え、喜んで「行って、伝える」者となる(ヨハネ20・17b)備えができていますか?

イースターの日曜日―復活。ハレルヤ! イエス様は死からよみがえられ、今日も生きておられます(マルコ16・6)。
質問:よみがえりのイエス様はあなたの生活の中に生きていますか?

聖なる一週間―この旅を通して、主があなたにしてくださった事をもう一度、驚きをもって心に留めることができるように、と祈ります。
質問:あなたはこのようにすばらしい贈り物をくださった神様に感謝し、賛美しているでしょうか?

さあ、あなたが出会うすべての人たちにイエス様を「行って、伝える」一人となりましょう。イエス様は今日もあなたの右側におられます。主なる神様につける女性となりましょう。恵みに満ち溢れたイースターを迎え、いつも「ホサナ!」と叫び続けられますよう祈ります。ハレルヤ!

家庭団コータリー・プログラム』の歴史

『家庭団コータリー・プログラム』の歴史

1953(昭和28)年1-3月号が第一号で、謄写版刷りで発行されました。その後、B5判で印刷され、リーダーのための家庭団例会の手引き書として編纂されていました。それから25年間100号まで続きました。そのコータリーは本営女性部の棚の中にきちんと製本され、収められています。

1978年1-3月号より、リーダーだけでなく、多くの団員たちも自由に恵みを頂けるように、現行のA5判に変わり、かばんの中に入れていつでも読めるように発行されました。37年を経て、2015年4-6月号で150号となり、神様の恵みにより、コータリーは合わせて250号となりました。

コータリーは皆さまからの尊いご寄稿をいただきつつ今日まで続けられてきました。その中で、大切なみ言葉・聖書の学びが志村善也少佐のご奉仕によってなされており、2013年6月には『いのちのことば 旧約聖書・新約聖書を学ぶ』という一冊の本としてまとめられ、発行されましたことは、大きな喜びであります。また、救世軍の女性指導者の一人「この時のためにこそ ―若きフローレンス・ブースの物語―」の学びが現在も続けられています。翻訳の労をとってくださった方々に心からお礼を申し上げます。

今回の150号カラー版の表紙には、日本で救世軍の働きが始まって100年を迎えることを記念して作られたテーブルクロス(20年前)のデザインから、家庭団のマーク(聖書の上に建てられた家)を用いました。このテーブルクロスは既に完売されましたが、女性の働きにおいても、100年祭の勢いと喜びが表現された画期的なアイディアでした。

今日まで本当に多くの方々のお祈りと、ご寄稿、ご協力をいただいて参りましたことを心から感謝申し上げます。更に、良い『コータリー・プログラム』となりますよう、ご支援、ご加祷をよろしくお願いいたします。

本営女性部一同